支援事例 06
月末の支払いを追う経営から、先を見て事業を選ぶ経営へ。
- 業種
- 社会福祉(介護・障害・保育)
- 規模
- 売上6億円・従業員100名
- お話を伺った方
- 理事長
この事例のポイント
相談時の課題
資金繰り悪化と売上停滞
支払いを優先するうち、事業ごとの収支や改善の順序を見失っていた。エスポイントが提供した支援
事業・費用・資金繰りを一緒に確認
事業再編、固定費の見直し、資金繰りの精査、デジタル営業を支援。仕事に起きた変化
資金の見通しと収益を改善
キャッシュフローを改善し、三期ぶりの黒字化へ。
利用サービス
お客様に伺いました
数字を細かく見ることが、現場の支援を守る判断につながると分かりました。
相談前は、どのようなことに困っていましたか。
私は理事長として、法人全体の運営を見ています。月末が近づくと、給与や業者への支払いに対して、いつ入金があるかを経理に確認していました。目の前の支払いは何とかできても、その次の月がどうなるかに自信が持てませんでした。
現場から設備の修繕や備品の相談があっても、「少し待ってほしい」と返すことが増えていました。当初は、固定費を減らし、利用につながる営業を強化してもらえればと考えていました。ただ、どの事業に手を入れるべきかを、法人全体の赤字だけで判断しようとしていたと思います。
エスポイントから、どのような支援を受けましたか。
経理担当と一緒に、事業別の収入と支出、入金予定、支払予定を並べるところから支援してもらいました。決算上の収支と、手元の資金が増減する時期は違う。エスポイントがその違いを整理してくれたので、私も「今月は赤字か」だけでなく、先の支払いまで見て話せるようになりました。
事業の再編や固定費の見直しでは、現場の責任者にも状況を聞いてもらいました。契約の更新時期や利用状況を確認し、すぐ見直すものと準備が必要なものを分けました。営業面では、問い合わせから見学、利用の検討までを確認し、ウェブで伝える内容と、問い合わせ後の対応を一緒に整理しました。
その支援は、どのような場面で役立ちましたか。
例えば、現場から修繕の相談があったときです。以前は、口座残高を見て返事を保留していました。今は、緊急性と支払時期を確認し、資金の見通しと合わせて判断します。経理担当にも、何を確認してほしいのか具体的に伝えられるようになりました。
取り組みを進め、キャッシュフローが改善し、三期ぶりの黒字化につながりました。私にとって大きかったのは、事業ごとの状況を見ながら改善の順序を話せるようになったことです。現場にも、なぜ今この見直しをするのかを説明できるようになりました。
一緒に取り組んでみて、どう感じましたか。
費用を減らす話をすると、現場からは支援の質が下がるのではないかという不安も出ます。エスポイントが、実際に何に使っている費用か、やめた場合に誰が困るかまで確認してくれたので、数字だけで話を進めずに済みました。
黒字になったから安心、とは思っていません。見学や利用の状況、支払いの予定は引き続き確かめています。ただ、以前のように月末だけ慌てる状態から、早めに手を打つ話ができるようになりました。数字を見ることを、現場と離れた仕事だと考えなくなったのは大きな変化です。